ベニスに死す

2017/11/16

f:id:anrikatsuta:20160222092827j:plain

住宅街に

こんなアートがあった。

砂時計風お米時計の板。

回転するようになっている。

こんな文章がそえられていた。

 

I remember... we once had one of those hourglasses... in my fathers house. The aperture through which the sand runs is so tiny... that first it seems as if the level in the upper glass... never changes. To your eyes, it appears that the sand runs out... only at the end... and until it does, its not worth thinking about. Till the last moment... when theres no more time... when theres no more time left to think about it.

Death in Venice

 

父の家に砂時計があった。

砂の通り道はとても狭いので、

最初は上のガラスの砂はぜんぜん変わりないみたいだ。

砂がなくなるのは、やっと最後の最後だ。

それまでは落ちてくる砂のことなど考えることもない。

もう、最後の瞬間まで。

その時が来たら、もう考える時間も残されてはいない。

 

TAKeSHI

 

 

f:id:anrikatsuta:20160222092909j:plain

 

「ベニスに死す」という映画の一節のようです。

 

私はあの子のことを考えずにはいられなかった。

あのころ、この辺りで一緒に遊んだあの子。

ビワをとったり、

屋根に登ったり、

畑仕事したり。

 

私もあの子もショートカットで、

ボーイッシュな二人組だった。

 

砂が落ちきっても、またひっくり返すことはできるはず。

私はこちらでなんとかやってるよ。